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掛軸　茶掛「松無古今色」前大徳　西垣宗興　共箱付　直筆　臨済宗　25.2.1−1
■画　題■「茶掛け 山花開似錦（山花開いて錦に似たり）」・佐藤朴堂\r\r■寸　法■　（約）幅 ３６cm× 長さ １７３cm・軸先寸\r\r■略　歴■　佐藤朴堂（さとう ぼくどう）\r\r1935年 京都生れ。書道具　金文易　胡開文墨　古墨　訳あり　380g 箱入り。\r\r1947年 兵庫県大徳寺派蔵雲寺 熈道和尚に就いて得度。ビ*グ様 山岡鉄舟掛け軸。\r\r1956年 妙心寺専門道場に掛塔。【掛軸】中原南天棒 （鄧州全忠）「白雲断処家山妙」書 茶掛。\r\r1971年 大徳寺派福聚院住職。臨済宗 円覚寺派 管長 足立大進 (慈雲)”日々是好日” 桐共箱 茶掛 掛軸。\r\r1977年 大徳寺前住位稟承。中国　掛け軸。\r\r\r本紙、表装ともにたいへん良い状態です。【掛軸】小林太玄「清風入梧竹」共箱 茶掛。美品です。N4248　文鮮明先生　天聖經　御言集　世界基督教統一神霊教會　黒　バラ　金。\r\rこちらの茶掛け　山花開似錦は、大徳寺派 福聚院 住職 前大徳 佐藤朴堂 老師の真筆一行ものでございます。印材、篆刻、遊印、落款印（禪道、佛心）。\r\r軸先：黒漆塗。☆真作保証☆ 梁耀「深山古寿」 掛軸（紙本）墨彩　中国美術　平山郁夫に師事。　　紙本：墨書。中国　書道具　雲龍刻　端渓硯　C　R3649。　　箱書、花押があります。中国　書道具　桃形　端渓硯　蓋硯　C　R3656。　\r\r共箱、タトウ箱付。掛軸『西国三十三箇所霊場御朱印』織物画 仏画 絹本 共箱付 掛け軸 a10188。\r\r関防印は、無一物です。古書■和本 27冊セット 常識読本 前田正著 第三高等中学校設置區域内府縣委員■。\r\r\r〜山花開似錦（山花開いて錦ににたり）とは？〜\r\r「山花開いて錦に似たり」というこの茶掛は、よく春の茶会の床に掛けられます。日本紋章学 沼田頼輔著。\r\rしかし実は、この句は単なる春の景色を叙した詩句ではなく、「碧巌集」の第８２則に、大瀧智洪がある僧に「色身腐壊す。与謝野晶子　未発表？　あしたより雪のふれども母牛の　直筆　肉筆　短歌　色紙　額入。如何なるか是れ堅固法身。書道具　中国古墨　曹素功蕘千氏 三十周年　記念墨　82年製　未使用　 2枚85g。」と問われて、大瀧曰く\r\r「山花開いて錦に似たり、澗水湛えて藍の如し。【海】高級雨畑硯 すずり 唐木箱付 中国 古玩 書道 文房四宝 中国美術。」と答えたとあります。中国　大型硯。\r\r問いを発した僧は、生悟りの僧で「私たちのこの色身・現身は死ねば直に腐敗し、焼けば灰になってしまいますが、金剛不壊といわれる堅固法身は、その場合はどうなるのでしょうか。書字(門楣栄)。」と問うたのです。掛軸　前大徳高橋悦道　一行書　「閑坐聴松風」　共箱 C　R3701C。\r\rこの僧、内実は「たとえ色身は滅んでも、堅固法身は不滅である。2997 須賀玄道 「鶴舞千年松」 共箱 肉筆 掛軸 臨済宗 大徳寺 禅語。」と信じ、それを大瀧から「いかにもその通りじゃ。掛軸　金子鴎亭筆　石鼎の句　「山佃に」　共箱　C　8073A。だから心配しなさんな。インド染織美術　外箱付。」と裏書してもらい、自分で安心したくて出てきたのです。掛軸　前大徳藤井誡堂　一行書　「時雨洗如素」　共箱 C　R3702C。\r\rところで、大瀧は、そんな裏書などするような甘い和尚ではなく\r\r山花開似錦　　山花開いて錦に似たり\r\r澗水湛如藍　　澗水湛えて藍の如し\r\rと応じたのであります。掛軸　前大徳藤井誡堂　一行書　「竹　葉々起清風」　共箱 C　R3698C。\r\r堅固法身とは、あたかもこのようなものだというのでありますが、誠に見事な答えであります。2996 小林太玄 「明歴々露堂々」 共箱 肉筆 掛軸 臨済宗 大徳寺 禅語。\r\r大瀧は、問いを発した僧の誤りを正し、色身即法身、法身即色身であることを知らしめてやろうという肚（はら）で「山花開いて錦に似たり」「今、美しく咲きにおうているが、一夜の風に吹き散ってしまうあの山桜が、そのまま堅固法身じゃぞ」と示したのです。乃木希典／書（詩）【一戸兵衛／識】紙本　掛軸（大日本帝国 陸軍 大将）。\r\r大瀧の肚（はら）をよくわがものとして山花を仰ぎ眺め、澗水を俯瞰したら、自然の美が一段と深く味わいうるでありましょう。中国　書道具　漢詩刻　緑端渓硯　唐木箱付　V　R3755。