Might I ask you to have something done for her? Surplices and that sort of thing―how do you go about making them? Do what you can, in any event, and I will ask the lady in the northeast quarter at Rokujo to see what she can do. Nothing too elaborate, I should think. Something tasteful and womanly all the same." Murasaki now turned her attention to green-drab robes, and needlewomen were summoned from the palace and put to quiet but carefully supervised work on the cushions and quilts and curtains a nun should have. The visit to the Suzaku emperor had been postponed until autumn. Since the anniversary of Princess Omiya's death came in the Eighth Month, ・・・・ 《Yugiri had no time for musicians and rehearsals.》
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』 Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
京都の公卿・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵
自筆「源氏物語」の「若菜(わかな)下」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 矢論 古文書。
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。真作「日本山海名物図会」全5冊揃 二巻欠け 4冊 宝暦4年 捕鯨図 和本 古書 古文書 y2445。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 犬甘 清水 古文書。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。歴史資料/加賀藩史料/「菅秘録」/前田家由来併武芸之女召抱之事他23項目/寛政12年筆写/9巻2冊。現在の今上天皇と系譜がつながっている。【真作】 和本 「傾城水滸伝」 曲亭馬琴 歌川国安 四編~十三編 端本 計37冊 浮世絵 版画 絵草紙 和書 古書 y1891。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 小笠原 長時 古文書。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。美濃国全図 改正 (内題美濃国郡県人跡路程図説) A 岡田啓。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。扶桑名所図会 初・二篇 狂歌。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。萬葉集拾穂抄 十冊(一~三、五~十、十四)北村季吟撰。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。【地租改正】『落地発見願書』明治十九年八月 中頸城郡 上広田村/新潟県知事 篠崎五郎 検地帳 古文書 村方文書 和本【24-0412-29】。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。完品 大木篤夫著 恩地孝四郎装幀『危険信号』昭和5年アルス刊 函付初版本 直筆献呈サイン入(河井醉茗宛)。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 豊前 中津 古文書。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。h∞∞ 和名類聚鈔 全20巻5冊揃い 発行年不明 古文書 古書 /C05。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。近思録示蒙句解10冊中1冊欠 元禄14年序中川弥兵衛刊 江戸時代和本 朱熹・呂祖謙編纂「近思録」註解書 中国唐代思想 朱子学 儒学 NB。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。Q4-W5/27 特選神名牒 思文閣 内務省蔵版。また、各巻ごとの書かれた年については不明。写本 傷寒薬品体用 川越正淑 江戸時代 漢方学 薬学薬理学 東洋医学 江戸期古書和書古本 NM。従って、応永五年とは、書き始めの年である。『句双紙』(上下巻揃・合本全1冊)友松堂板 江戸時代和本 句雙紙。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。大槻誠之 (大槻東陽) 『古今萬国綱鑑録』(全3冊揃)明治7年青山堂 中国で活躍したドイツ人宣教師カール・ギュツラフ原著 明治時代和本。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。松平庄右衛門升信書簡 森川内藏進・依田又八郎宛。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。1905年 柔術秘傳解 起倒流 巻物 2.2m 検索⇒ 武道 武具 装身具 馬具 兵器 武器 古流 刀剣術 範士 戦陣 甲冑 弓箭 弓道 支那 武士道 殺人剣。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門」を称する。女三の宮(源氏の君の正室)のご懐妊、柏木から宮あての恋文を源氏の君が発見・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」若菜(わかな)下の巻・Ⅱ-79B。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。花の廓古郷の志るべ [新吉原芸妓細見](題簽・奥付欠)★Wa.70。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。松浦厚『鸞洲羊年春季詩集』限定150部 昭和6年 東京築地活版製造所 漢詩集 平戸藩伝来の古活字(木活字)使用 肥前平戸藩主松浦詮の長男。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。英吉利約文 阿部伊勢守殿以渡。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。古文書 書簡 相島虚吼 渋川玄耳 宛て 俳人 政治家 茨城県 出身 相島勘次郎 東京第一師団 渋川柳次郎 歴史資料(レターパックライト発送)。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。本沢竹雲著 大沼枕山序詩『虚堂遺稿』(全2冊揃)大正9年 格知学社刊(山形県東村山郡)漢詩集 天童市郷土史料 儒学者 浄土真宗僧侶。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。『江戸風俗浮世絵大鑑 第二集』(手摺浮世絵木版画全11枚揃)大正6年 風俗絵巻図画刊行会刊 葛飾北斎 奥村政信 鳥居清満 懐月堂安慶ら。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。■『繪入歐洲奇話寄想春史』初編/第2編。丹羽純一郎譯・服部誠一校閲。明治12年孰れも初版。東京書林・山中市兵衛發兌。ボール表紙本。。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。惠沼述『支那撰述因明入正理論義談』(全2冊揃)明和4年 菱屋孫兵衛版 江戸時代和本 仏教書 仏書。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。柏木亀太郎著 石川鴻斎序『衛生嘉言 完』明治21年刊 明治時代和本(和装活字本)衛生学書 東洋医学 東洋思想 医学書 医書 衛生・養心・養老。
出品した「源氏物語」は「若菜(わかな)下」の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。▼1 【全7冊揃い 全釈漢文大系 文選 年号漢詩中国文学詩吟古文 小野郊一 花房英樹 集英社版…】165-02311。若菜・下の巻名は朱雀院(前朱雀天皇)の五十の御賀があり、源氏の君はその賀宴を「このたび足りたまはん年、若菜など調(てう)じてや」に因む。古文書 小池道子 書簡 菊池武則 宛 歴史資料 宮内省 御内儀(レターパックライト発送)。柏木は朱雀院(前朱雀天皇)皇女で源氏の君の正室に降嫁した女三の宮へのかなえられない恋に煩悶する。棟方志功他『藝生殿』(3冊)限定100部 昭和34年 古琴盧刊 板画集 柳井三千比呂(柳井道弘)山田正志 吉村淑甫。四年の歳月が経過。完品 堀口大學『詩集 富士山』限定40部(特装本)昭和54年刊 関野準一郎オリジナル版画3枚(木版画2枚・リトグラフ1枚)堀口大学。冷泉天皇は在位十八年にして東宮に譲位し今上天皇として即位した。明治23年 官報号外 古書。翌年、朱雀院(前朱雀天皇)と女三の宮との対面を企画し五十の賀宴が催されることになった。完品 内田六郎編『家蔵江戸版和蘭絵』限定200部 昭和11年 紅日書楼刊 内田六郎直筆サイン入(内島北朗宛)横浜絵図録 横浜版画 浮世絵 錦絵。源氏の君は六条院の女たちによる「女楽」による演奏の宴を開いた。【希少】「征露従軍日誌」日清戦争/日露戦争/近衛師団/侵略戦争/皇軍兵士/従軍日誌/従軍日記/戦前中国台湾満州朝鮮。柏木は、女三の宮の姉・女二の宮を正室に迎えたが、女三の宮への未練を断ち切れずにいる。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 屋堅之鳴弦 古文書。葵祭りの前日、柏木は源氏の君の不在時に小侍従の手引きにより女三の宮と逢瀬をした。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 古絵図 古文書。夏のある日、源氏の君は女三の宮の体調不良の原因がご懐妊と知り、不審を抱いた源氏の君が柏木から女三の宮あての手紙から柏木と女三の宮の密事が発覚する。古文書 戌年御年貢米割付之事 蒲原郡 西萱場村(新潟西蒲月潟村内) 天保九年 脇田 内藤 久永惣右衛門 村.庄屋 組頭 惣百姓.193㎝。(女三の宮の子がのちの薫の君)源氏の君、41歳から47歳までを描いている。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 繁藤之弓作左法 古文書。
自筆上部の「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。寿賀多百人一首小倉錦。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。古文書 書簡 板谷波山 湯山保寿宛て 封筒付き 陶芸家 人間国宝 茨城県名誉県民 文化勲章受章者 偉人 HAZAN(レターパックライト発送)。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」若菜(わかな)下の巻》
「若菜・下」の巻は英文で「New Herbs Part Two」と表記されます。希少★手すき和紙染紙鑑賞会 和紙集録/ 実物和紙見本65枚 限定100部 明治54年 (管理80265848)。
《原本上部に「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」という。貫名菘翁名品集成 全九卷 平成十二年 長坂慶子 発行 サイズ約36x23cm 古書 古文書 和書 古本 骨董 古美術。これは、中国の皇帝が譲位した場合、高位の高官も職を致仕(退官)するという「白氏文集」の漢詩文に由来している。順徳天皇『八雲御抄』(全6巻7冊揃)江戸時代和本 歌論書 和歌論。「若菜・下」では在位十八年の冷泉帝が譲位し、これにつれて太政大臣が致仕する。軍事資料★「日本選兵史」昭和18年11月 陸軍軍医 飯島茂 徴兵制 現行選兵諸法規 開発社。原文には、「かしこき帝の君も位を去りたまひぬるに、年ふかき身の冠(かふふり)を懸(か)けむ」と記されており、「白氏文集」の漢詩文からの引用である。太田錦城『梧窓漫筆』(全6冊揃)天保11年 和泉屋金右衛門刊 江戸時代和本 大田錦城。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。本居宣長『古今集遠鏡』(全6冊揃)幕末期・永楽屋東四郎刊 江戸時代和本 「古今和歌集」全和歌註釈書。)
「自筆原本」
自筆下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子(よりこ)と娘の幾千姫(玉映)の落款。韮山県 関係史料(古文書) 明治三年(1870)/廃藩置県 武州多摩郡 江川英武 御嶽村 青梅 飢饉 凶作【23-1214-1】。
自筆上部のタテ長の印は、「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて
諸(これ)を廟(城門)に置く)」という漢詩文の落款。書道 宋 黄山谷 黄庭堅 松風閣詩巻他五種 米元章 書跡 4冊まとめて 書跡名品叢刊 二玄社刊 中国 カバー付き/A-1。
反対側の印は仙台藩医・木村寿禎の落款
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。剤・丸・散・薬!/[坪井先生方凾・15丁・手写本]/薬草/丸薬/觧祇凝剤/二味毒丸。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。校正方輿 全十五巻 桂里有持先生口授 嘉永六年跋刋。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。皇后陛下行啓記念誌/大正11年/埼玉県/皇后陛下瓊駕を官幣大社氷川神社(埼玉県さいたま市大宮区)に駐めさせ給ふ/大宮町略図/玉駕奉迎の光景。
《「源氏物語」若菜(わかな)下の巻》
《原本上部に「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」という若菜・下の原文中に引用されている漢詩の落款が押捺されている。深澤多市輯録『羽陰詩家小伝 全』大正2年序 深沢多市刊 秋田県の詩人(主として漢詩人)の略伝集 羽陰詩家小傳。》
《とふら》・・・・ふへきを。古文書 金剛童子法 仏教 密教 江戸時代 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然神道 不動明王 古書和書古本写本 NR。けさなとは、いかにぬ(縫)ふものそ。和本 女孝経教草 全 嘉永6年(1853年)江都書肆 榮久堂。
それ、せさせ給へ。夷舶聞見末 ペリー来航 黒船 嘉永六年六月。ひとくたり(一具)は、六條のひんかしの君にものしつけん。近江彦根藩領出流原村古文書●嘉永6年 御巡見ニ付 乍恐以書付奉申上候 4丁 藩主井伊直弼⑨ 下野国安蘇郡 現在の佐野市 231015。
うるはしきほうふく(法服)たちては、うたて、み(見)るめ(目)も、
けうとかるへし。【貴重 入手困難 激ヤバ 激レア 謎めいた逸品 年代不明】『雲上道真公』(天神様)本体サイズ:縦約154cm、横約40cm 桐箱入り 軸。さすかに、その心はへ見せてを」
なと、きこえ給ふ。古書 菊地容齋翁画譜 明治23年 1890年 [菊池容齋][菊池容斎]。あおにひ(青鈍)のひとくたり(一具)を、
こゝにはせさせ給ふ。唐詩連材 明和5年 江戸時代 詩学 中国詩 古書和書古本 AA。作物所の人召して、忍ひて、尼の御具ともの、
さるへきはしめ、のたまはす。神秘霊魂・口よせの術/高田俊一郎/大正7年/忍術魔法術/痛烈なる実行方法の書いてあるのは知らなかった・双龍軒先生は武芸の達人であろう。御しとね・うはむしろ・屏風・几帳なとの事も、
いと忍ひて、わさとかましく、急かせ給ひけり。1914年 日本風俗図絵 黒川真道 検索:浮世絵 百人女郎 西川祐信 市井風景 服飾 履物 結髪 芸能 江戸 絵草紙 絵本 京都書林 美人絵 遊郭 原色。かくて、山のみかとの御賀も延ひて、
秋とありしを、八月は、大將の御き・・・・・《月にて》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。N21050665○新潟県布令全書 明治28年6月第186○避病院で備るべき薬品及器具の図,汽熱消毒器ほか8点○コレラ病流行に関する新潟県告示8件。
《「源氏物語」若菜(わかな)下の巻》
《准大上天皇として現世における極上の栄耀栄華を得た我が身を回顧する源氏の君》
《柏木と女三の宮の密通を藤壺中宮と自分(源氏の君)とに重ねて合わせて悩む》
《柏木、女三の宮(源氏の君の正室)との密事(みそかごと)が露見し驚く》
《朧月夜の君から源氏の君へのお手紙を紫の上に見せる》
《紫の上、出家の願いがかなった朝顔の君と朧月夜の君の御召し物を気遣う》
《上(紫の上)は、やはりどこか心細いご様子で、ああして思いどおりに、ご出家がかない
勤行をなんのさしさわりもなく励んでいらっしゃる人々(朝顔の君と朧月夜の君)を、
うらやましくお思い申しあげていらっしゃる。【貴重 豪華版 本体表紙極美】『平安紋鑑』昭和11年(初版 7月5日3版)和綴 京都染物同業組合紋上絵部 家紋、源氏香、花押、他多数掲載。
(紫の上)「尚侍(ないしのかみ)の君(朧月夜の君)に、尼になられてのお召物などを、
まだ裁縫になれていらっしゃらない間は》・・・・・こちらからおあげしなければと思うのです。鶻91) 干禄字書 天 地 顔元孫公原撰 顔魯公書 柳心堂 古書。
袈裟(けさ)などはどんなふうに縫うものですか。名島政方(名島桃源)『晤語』(全2冊揃)文政9年序 双樹園蔵版 江戸時代和本 谷川士清に学んだ伊勢の国学者。
それをこしらえさせてください。久留春年編『古代芸術拓本稀観』(2冊) 昭和2年 木原文進堂刊 法隆寺 興福寺 中宮寺 薬師寺の仏教美術集 伊東富太郎旧蔵書。
ひとそろいは、六条の東の君に頼むことにしましょう。清斉主人『書画必携名家全書』(全7冊揃)文久2年序 河内屋茂兵衛他 明治時代和本 書家・日本画家・南画家らの落款印章・花押一覧。
あまり型どおりの尼衣というのでは、いままわしい感じで、見た目にもなじみにくいでしょう。古文書 書簡 松本楓湖 茨城県 稲敷市 出身 日本画 歴史資料 (レターパックライト発送)。
それかといってやはり、それらしい趣は失わないように」
などと、上(紫の上)は、殿(源氏の君)に申しあげなさる。遊戯主人纂輯『訳解笑林広記』(全4冊揃)文政12年刊 渡辺霞亭旧蔵書 中国清代の笑い噺集 江戸時代和本 譯解笑林廣記 中国文学 漢文。
青鈍色(にびいろ)のひとそろいをこちらでお仕立てになる。北條時宗 小絵馬関連書2冊セット『小絵馬図集』(昭和14年 旅の趣味会刊 限定200部)+『小絵馬』(昭和17年 日本百貨店通信社刊)。
作物所(つくもどころ)の役人をお呼びになって、内々に、尼として
お用いになるお道具のしかるべきものをはじめとして、いろいろと仰せつけになる。新井白石著 箕作秋坪・大槻文彦校『西洋紀聞』(全2冊揃)明治15年白石社/竹中邦香刊 明治時代和本・和装活版本。
お褥(しとね)、上蓆(うわむしろ)、屏風(びようぶ)、几帳(きちよう)なども、
ほんとに内輪で、入念にご用意おさせになるのであった。佐久間修理啓上書(仮題) 大垣藩士/長原武自筆寫本 大垣藩士/山本多右衛門舊藏本。
《三十六・朱雀院(前朱雀天皇)の五十の御賀の延期》
こうしたわけで、御山住みの帝(みかど・朱雀院)の御賀(前朱雀天皇の五十の御賀)も
延び延びになって、秋にということであった。f24011501〇支那選述 冠註天台四教儀集註 上中下三冊揃 元禄8年 芳野屋権兵衛板〇和本古書古文書。
八月は大将(夕霧)の母(葵の上)御忌・・・・《月なので、楽所(がくそ)のことを
お世話なさるには不都合であろう。西洋聞見録 村田文夫 前編明治2年 後編明治4年 全8冊 世界地理 和本 古文書。》
備考1・柏木と女三の宮の密通を藤壺中宮と自分(源氏の君)と重ねて合わせて、恋ゆえに避難することができないと悟る。(中国・宋)黄堅編『古文真宝 前後集』(全5巻2冊揃)明治3年 勝村屋治右衛門刊 江戸時代和本 中国古典 漢文集。
備考2・源氏の君は先天的な優秀性のゆえに帝の寵愛を受けた。山崎美成編 掌中和漢年代記集成 全 弘化3年 山城屋新兵衛 吉田屋文三郎 東都 和本 和書 古書 中国美術 古本 本 作品集 z7341o。現在は、准大上天皇として現世における極上の栄耀栄華を得ている。濱松俳人永田白輅自筆連歌俳諧指南書ノ一括 天明二年〜天明五年。
備考3:冷泉天皇は桐壺天皇と藤壺中宮の皇子としているが実際は源氏の君と藤壺の皇子。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 小笠原大膳太夫長時 右近太夫 古文書。東宮(皇太子)は、今上天皇として即位し、今上天皇と明石女御の御子は、源氏の君の孫、のちに次期天皇として即位する未来が開け源氏の君の栄華が際立つ。英語歌曲集 第一輯 昭和14年発行。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。舎利講式 鎌倉時代写 紙本墨書 約29.5×560cm 1巻 仏教 真言 古文書。
禁裏(京都御所)で書かれたものです。改正 衆方規矩備考大成 全十巻 千村真之(千村拙庵 )著。
《New Herbs Part Two(若菜・下)》
Might I ask you to have something done for her?
Surplices and that sort of thing―how do you go about making them?
Do what you can, in any event, and I will ask the lady in the
northeast quarter at Rokujo to see what she can do.
Nothing too elaborate, I should think. Something tasteful and womanly all the same."
Murasaki now turned her attention to green-drab robes,
and needlewomen were summoned from the palace and put to quiet but
carefully supervised work on the cushions and quilts and curtains a nun should have.
The visit to the Suzaku emperor had been postponed until autumn.
Since the anniversary of Princess Omiya's death came in the Eighth Month, ・・・・
《Yugiri had no time for musicians and rehearsals.》
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《若菜・下》
吩咐人做。斗印存 小林斗作品集。我想北院里的花散里夫人也做一套。近江源氏先陣館 近松半二 歌舞伎浄瑠璃 佐々木盛綱 江戸時代 検)盛綱陣屋 古書和書古本和本古文書写本 NT。分的法服,气,教人看了。新撰 學 實用 萬國地圖(万国地図) 東京博文舘蔵版 大橋新太郎/発行 明治26年9月15日第3版発行 古書。点雅之趣才好。三村竹清旧蔵書 松平定信編『集古十種』(2冊セット=「扁額之部」+「七祖賛之部 文房之部」)明治37年 郁文舎刊。”紫夫人命人了一套深宝色的尼装。U0Dω 和書 小説 尾花集 五重塔 幸田露伴 青木嵩山堂 明治36年 発行 古書 読み物。源氏召作物所的人来前,私下吩咐他工制造尼僧用各器物。日支事変美談と帝国の攻防・輝く皇国の精華/昭和9年/昭和日支事變に關聯せる出征將士並に銃後の美談を蒐集し之を記念し永遠に傳へる。茵褥、席、屏、帷屏等,都十分秘密,特加工制造。j∞6 まとめて 江戸期 春秋外伝国語定本 一~六 六冊揃い 文政二年 和本 古書/B43。了上述事情,入山修行的朱雀院的五十寿,延期到秋天行。【T079】遠州流 生花 巖松齋法眼一鵰撰 四季之園 全四巻 木版本 版画。
中国訳文の出典:『源氏物(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」若菜・下の巻の末尾(原本番号107-B)の押印。「むねわり」山田清作編輯 米山堂 1932.4 稀書複製會, 第7期第18回。
左下の四角の大きな印は仙台・伊達家の家紋の印(竹に雀)
家紋の上2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)の印。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵保管 馬書 古文書。冬姫は内大臣・通誠の養女。歌川国芳・松川半山画『絵本豊臣記』(全17冊揃)大正6年朝陽舎他刊 限定200部 大正時代和本 豊公着用唐冠冑今陳列於遊就館(靖国神社)。
冬姫は通称。伊東武彦『伊東訓点 明治新刻 四書 片伽名附』(全4冊揃=「学庸 全」+「論語 全」+「孟子」上下)明治17年刊 明治時代和本。正式な名は伊達貞子。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 古文書 書状。2つとも貞子の印。尾崎行雄『英国議院政治論 至尊 一名王室篇』明治16年 自由出版会社刊 明治時代政治論 国政論。左端の写真は「若菜・上の巻」末尾の拡大写真。f240502019〇彩色木版画 広重 富士三十六景 相摸七里か濱 神奈川県鎌倉市 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。
左上端の細長い落款は、「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」の漢詩文の印。古文書 古書 「瀧の響」 木版 挿絵入り 茨城県 大子町 宮川 鶴鳴堂 袋田の滝 名所 和歌 明治34年 歴史資料 (レターパックライト発送)。漢詩文の右の2つの印のうち、下は出雲藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)の印。324菊づくし!彩色着彩 肉筆精写本 ■菊画本■ 全33図 江戸明治時代 粉本下絵 草花 絵入絵本図譜図案 和本浮世絵ukiyoe古書古文書骨董古美術。方子の上の印は方子の娘・幾千姫(玉映)の印。現地報告・15冊/昭和15年/日華條約の次に来るもの/日米危機に備える/アメリカの参戦近し/第三次近衛内閣と獨ソの死闘/東條内閣とアメリカ。右上の印は仙台藩医・木村寿禎の落款。頼山陽『日本政記』(全十六巻十六冊揃)文久元年 河内屋吉兵衛他刊 江戸時代和本 日本史。右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 古文書 書状。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(出品した自筆の「断層画像写真」(若菜・下の巻)MRI 35―91B
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。御親閲拝受記・現役将校学校配属令施行拾五周年記念/朝鮮教育会/昭和15年/御親閲拝受顛末謹記・御親閲拝受状況報告・御親閲拝受行動日誌。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
【天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行】
4番目の写真は、「日本史の茶道」千利休の孫・宗旦と近衛基熙の茶の湯の交流」120頁(淡交社刊)
5番目の写真は、近衛基熙が、御所で第111代・後西院天皇を主賓に茶会を開催した記録「公家茶道の研究」55頁(谷端昭夫・著)
「源氏物語」「若菜・下の巻」絵図、茶室関係資料
下記写真1番目は、「源氏物語屏風(若菜・下)」(源氏物語絵巻)
朱雀院(前朱雀天皇)の五十の賀を祝い女三の宮、紫の上、明石女御が演奏する「女楽」の有名な場面
上の女性三人のうち右から紫の上は和琴、明石の女御は箏、女三の宮の琴。f240502029〇彩色木版画 広重 富士三十六景 信濃塩尻峠 長野県岡谷市・塩尻市 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。
手前の後ろ姿で琵琶を弾いているのが明石の君
上から2番目の写真は、「淡交」別冊(愛蔵版・№71 『源氏物語』特集)
上から3番目左右の写真は、茶会における大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」を茶道具として用いた茶室の事例
「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」という漢詩文の落款が押捺されている。b■* 複製本 北越雪譜 野島出版 昭和44年発行 著:鈴木牧之 監修:宮栄二・井上慶隆 /b1。この漢詩は「白氏文集」の漢詩に由来するものです。★輸送用外箱付き 帙付き 和綴本 大型本 『 景岳橋本左内遺墨帖 』 景岳会/編 史籍出版。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。『新板増補 身延鑑』(全3冊揃)宝暦12年 身延山蔵版 江戸時代和本 日蓮宗重要資料 仏教書 仏書。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。f240502009〇彩色木版画 広重 富士三十六景 雑司かや不二見茶や 東京都豊島区雑司が谷 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。歌川国政(梅堂小国政)『歴史叢画』明治25年 牧金之助刊 彩色木版画譜 明治時代和本 歴史画 浮世絵 錦絵。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。絵本直指○ 一・ニの巻。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。【古書】整体法の基礎 野口晴哉 全生社。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。■■黄海々戦ニ於ケル松島艦内ノ状況 木村浩吉 明治発禁本 日清戦争■■。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。弘法大師・灌頂記/明治39年/日本の書聖として慕われる空海の傑作・気構えのない倉卒の魅力を持つ/明治36年国宝指定・高雄神護寺所蔵。撮影後、展示のために再表装をしております。岳飛撰『岳忠武王集 全』文久3年 和泉屋金右衛門刊 江戸時代和本 中国南宋の武将・岳飛の漢文集 漢籍唐本和刻本。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。為誰菴由誓(豊島由誓)閲 栢隠新甫(海老原新甫)撰 米佛苣麿校『俳諧五元一覧』安政5年跋刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。噎反胃論 袋附 月向太田主計先生著。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。日本名蹟図誌第三編・加能宝鑑・上下2冊/渡辺市太郎/明治31年/加賀国総説・能美郡総説・石川郡総説・金沢市総説・河北郡総説・能登郡総説。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。高城與五郎編『万国小地理書』(全2巻揃・合本1冊)明治20年 翠嵐書屋蔵版 明治時代和本 銅版画挿絵入 明治中期の世界地理書。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。m327◆裁断要事録◆写本◆江戸 寛政 関所改方 入鉄砲出女 手負 囚人 死骸 首 道中奉行 扶持 川越 街道 往来@和本/古文書/古書。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。田川鳳朗編『続砺浪山集 続有磯海集』(全2冊揃)天保11年後跋刊 江戸時代和本 俳諧書 連歌 俳句 俳書 富山県郷土資料 松尾芭蕉関連書。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。岡白駒(岡田白駒)輯『春秋左氏伝ケイ』(全10巻5冊揃)柳原喜兵衛刊 江戸時代和本明治刷。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。戸川浜雄旧蔵書 山崎美成編 菊池容斎画『名家略伝』(全4冊揃)天保13年英屋文蔵刊 木村蒹葭堂 伊藤若冲 皆川淇園ら 江戸時代和本。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。イソップ原作 楠山正雄編 武井武雄画『イソップものがたり 幼年文庫』昭和24年 光文社刊。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。横山山城守前田利長公覚書 寛永十八年九月十三日。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。江戸和本 消息往来画抄(文久元年 酉年 初夏 1861年)十返舎一九著述 吉田屋文三郎 版。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 古絵図 宝永六巳 本源院殿 古文書。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。f240502030〇彩色木版画 広重 富士三十六景 甲斐御坂越 山梨県富士河口湖町 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。母は後水尾天皇皇女女二宮。山中峯太郎『日本振天記 並進の巻』昭和11年 警醒社刊 函付初版本 日露戦争を題材とした歴史小説。実母は近衛家女房(瑤林院)。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵保管 小笠原 文化十一甲成 八月 書状 古文書。幼名は多治丸。三楠遺規 東沢瀉 明治16年 楠木正成 天皇 陽明学儒教朱子学 尊皇攘夷明治維新 岩国藩山口県岩国市 検) 戦前明治大正古書和書古文書写本NZ。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。■『滑稽席上演説』痩々亭骨皮道人(西森武城)著。明治23年初版。東京京橋區銀座貳丁目・東京共隆社發行。ボール表紙本。汚本瑕疵有ります。。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。国寳 近衛和漢朗詠集 137/500 昭和48年11月1 発行 定価220000。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。美濃派以哉派 田中尊雅 白々亭写本 三冊 田中尊雅。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。溝口竹亭『新版改正俳諧をだまき大成』(全二巻二冊揃)安永10年版 田中庄兵衛刊 江戸時代和本 俳諧をだまき綱目 俳句 俳諧書 俳書。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。古文書 掛装「陸奥白川御城主鑑」肉筆 福島県白河市 歴代城主 太田行隆~松平基知 (資料 和本。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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