雑誌で紹介された 手島堵庵 ●極上和本YM2884●〈冠注〉理学津梁〈一名、新実語教〉A 上河淇水 石門心学 天明2年・淡海治郎吉ほか板 和書

■〈冠注〉理学津梁〈一名、新実語教〉A 心学書

【判型】大本1冊。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　犬甘　　清水　　古文書。縦267粍。歴史資料／加賀藩史料／「菅秘録」／前田家由来併武芸之女召抱之事他23項目／寛政12年筆写／9巻2冊。

【作者】手島堵庵（信）作。【真作】 和本 「傾城水滸伝」 曲亭馬琴 歌川国安 四編～十三編 端本 計37冊 浮世絵 版画 絵草紙 和書 古書　　y1891。上河淇水跋。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管　小笠原　長時　古文書。

【年代等】天明2年夏跋・刊。美濃国全図　改正　（内題美濃国郡県人跡路程図説）　Ａ　岡田啓。［京都］淡海治郎吉ほか板。扶桑名所図会　初・二篇　狂歌。

【備考】分類「心学」。萬葉集拾穂抄　十冊（一～三、五～十、十四）北村季吟撰。本書は、手島堵庵作、天明元年刊『新実語教』の本文を半丁に大字6行で認め、殆どの行に丸付き片仮名の記号で対応させた頭注（冠注）を上河淇水が施したもの。【地租改正】『落地発見願書』明治十九年八月 中頸城郡 上広田村／新潟県知事 篠崎五郎 検地帳 古文書 村方文書 和本【24-0412-29】。その注釈が朱子学に基づくことから、石門心学の本質を朱子学とする説の一根拠とされる。完品 大木篤夫著 恩地孝四郎装幀『危険信号』昭和5年アルス刊 函付初版本 直筆献呈サイン入（河井醉茗宛）。『新実語教』は、元禄9年初刊、宝永5年再刊の往来物・心学書で、一説に明の陳元贇作とされる『朱子家訓』本文（ほぼ漢字7字1句で、2句を1条とする19条と後文から成る）を概ね単句毎の41段に区切り、本文の単句を大字・2行・所々付訓で記し、さらに各句の理解を助ける教訓歌を出典とともに小字で掲げたもの。先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　豊前　中津　　古文書。冒頭「父之所貴者慈也／「後撰」人のおやのこゝろはやみにあらねとも、子をおもふみちにまとひぬるかな、兼輔」のように、儒教の抽象的な処世訓を和歌によってより深く理解させようとした点に特色がある。ｈ∞∞　和名類聚鈔　全20巻5冊揃い　発行年不明　古文書　古書　/C05。ただし、『朱子家訓』の第3・4条に相当する部分が本書第10条の間に挟まるなど語句の転倒も見られる。近思録示蒙句解10冊中1冊欠　元禄14年序中川弥兵衛刊 江戸時代和本 朱熹・呂祖謙編纂「近思録」註解書 中国唐代思想 朱子学 　儒学　NB。『新実語教』と称するが、『実語教』からの影響はほとんど皆無だが、『わがまもり』『子孫繁昌記』等の心学書にも収録されており、堵庵の『新実語教』とともに石門心学においては有益な教訓書として用いられた。Q4-W5/27 特選神名牒　思文閣　内務省蔵版。

★原装・題簽付・状態概ね良好（一部小虫）。写本　傷寒薬品体用　川越正淑　江戸時代　漢方学 薬学薬理学 東洋医学　　江戸期古書和書古本 NM。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。『句双紙』（上下巻揃・合本全1冊）友松堂板 江戸時代和本 句雙紙。