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茶道具　花蝶窯　手塚充　石雲　仁清写六角　花　蓋置　共箱　桜　桔梗　柳
古伊万里染付蛸唐草文、磁器の中鉢です。隅田焼　石黒 香二造　高浮彫　人物図　辰砂釉　花瓶　明治期 　署名あり。\r\r中鉢の胴には目一杯に「蛸唐草（たこからくさ）」文が、その下の高台脇に向かう裾には連続する規則的な「コの字」文（名称？）が、また、見込みの縁には「四方襷（よもだすき）」文、底には「松竹梅」文が、手書きされています。OLD IMARI古伊万里　盃洗。\rネット上には、江戸後期〜末期の古伊万里磁器の中に、出品と同じ組み合せ文の染付蕎麦猪口が少なからず見られます。宋胡録　青磁　花生　アンティーク。出品の中鉢も同時期のものだと思われます。九谷焼 石川県指定無形文化財 中田一於 淡青釉裏銀彩 花文 壷 花瓶 作家。\r\r「蛸唐草」文は、強い生命力、途切れなく伸びていく様子から「繁栄・長寿」を意味するとされています。灰釉　花活　越前　西浦武　脇谷窯。「コの字」文は、単純そのもので裾に描かれ目立ちませんが、鉢をひっくり返すと、主の「蛸唐草」文を引き立てる効果的なコントラストであることが分かります。Ｒ９７５　水指　『御室窯造』『流水草花文』『青交趾』『平水指』　共箱　茶道具。次に説明する「四方襷」文と同じ役割の日本（？）の文ではないでしょうか。中国古美術品　民国　粉彩仕女花瓶　色絵獣首大瓶　46cm。「四方襷」文は、器の主となる絵文様を引き立てる連続する背景文様とされますが、１４世紀中期中国の元時代の染付に用いられて以来、明時代には多用され、それが古伊万里などの背景地文に応用された、と説明。【歳末特別価格】青磁の世界　弓野窯　人間国宝　中島宏作　米色青磁　小鉢五客揃。\r「松竹梅」文は、それぞれ独立した植物ですが、松は長寿と繁栄を、竹は節度と強さを、梅は純粋と耐え忍ぶ心を象徴するとされ、古来、日本人の価値観や美意識の象徴として愛されてきた植物、と説明されています。古備前　三耳大壺　陶器　室町時代。\r\r出品の染付中鉢のいずれの文も、吉祥を招く目出度さを彷彿とさせるものです。陶芸　角皿　五枚セット。中鉢には、製造時に生じた小さな黒褐色の点（フリモノ）やピンホール（大の凹み）が所々に見られますが、貫入やニュウなどの傷はほぼありません。今泉今右衛門 色鍋島渕地紋銘々皿 9客 高台皿。使用時に生じたと思われる汚れ、欠けやヒビなどの損傷はほとんど見られず、良好な状態の美品と言えると思います。神崎紫峰 信楽幻窯 盃 酒器。\r\r大きさ（㌢）重さはおよそ次の通りです。壺屋焼 人間国宝 金城次郎 作　双魚文水滴。\r高さ６．７、高台０．４、高台径５／\r口縁外径１４．５、内径１４．３／\r重さ２１０㌘／\r\r出品の古伊万里の中鉢は、描かれた吉祥文もさることながら、中鉢としては肉厚の薄さが特徴的な染付磁器です。砂張建水。汚れや損傷はほとんど見られず、良好な状態の美品です。青木龍山　秀逸作　天目　渚　碗　共箱　茶碗　多様碗　緑韻　有田焼。食卓に出す染付蛸唐草文の一鉢にどのような料理を盛り付けるか、思いを巡らしていただけると幸いです。Ｓ７２５　香合　『獅子頭』『九谷焼』『朝倉文夫作』　共箱　茶道具。