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【開店記念セール！】 鎌倉2代将軍・源頼家、政事をおろそかにする「日本外史」のうち「北条記の巻」江馬細香・自筆・茶道6B 和書
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商品詳細情報
| 管理番号 |
新品 ：52733305219
中古 ：52733305219-1 |
メーカー | c9ef41949e92 | 発売日 | 2025-04-30 06:53 | 定価 | 25000円 | ||
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和書の作品リスト
レディースの製品
「日本外史・巻四」は、鎌倉幕府２代執権「北条義時」を中心に記しております。ｃ◆6* 江戸期 和本 書傅輯録纂註 書傳集録纂註 巻一～巻六 5冊 文化11年 書傳 書伝 唐本 中国 古書 古文書 / K40上。
隷書体による「日本外史」江馬細香・自筆
自筆下部に江馬細香の落款（印譜）「細香」と「湘夢」がある。長谷川伸旧蔵書 大倉桃郎『平和の日まで』大正4年 佐藤出版部刊（初版本）大正時代文学書 大正文学。２つとも細香の落款
自筆上部に緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款（印譜）がある。☆E0147和本明治20～22年養蚕「蚕務問答」巻1～3の3冊揃い/佐々木長淳/絵入古書/活版/山内為寿旧蔵本。
（自筆の凹凸はストロボの反射によるものです。扶桑名所図会 初・二篇 狂歌。）
「額縁入自筆原本」
上記額は、海外展示の際に用いられた額です。美濃国全図 改正 （内題美濃国郡県人跡路程図説） Ａ 岡田啓。
「自筆原本」
原本下部の２つの印は、江馬細香の「細香・湘夢」の落款。イソップ原作 楠山正雄編 武井武雄画『イソップものがたり 幼年文庫』昭和24年 光文社刊。上は、緒方洪庵の「滴々斎」の落款。【人形代】中眞二景肺神 肺病治御秘符[ijGG]手書き。
《江馬細香・自筆「日本外史」北条記》
原本の来歴及び国内所蔵数については下記に記載
海外展示に際し、断層写真により分析されております。神秘霊魂・口よせの術/高田俊一郎/大正7年/忍術魔法術/痛烈なる実行方法の書いてあるのは知らなかった・双龍軒先生は武芸の達人であろう。原本を分析・解析するために海外の研究機関において「断層(MRI)写真」撮影等による新技術による分析・検査・証明が行われた後、一般の展示に付されたものです。滑稽百人面相競 銅版絵本。
出品した自筆は、アメリカで撮影された下記「断層(MRI)写真」においてわかる通り、微細な曲線をも精緻に描いた極めて美しい芸術性の高い日本語の優れた文字としても高い評価を受けております。本多芳雄編『明治新刻商法往来』明治12年 荒川藤兵衛刊 明治時代和本 往来物。上から３番目の写真は、科学的で客観的な分析データを重視するアメリカの航空宇宙局（NASA）の技術による「断層(MRI)写真」です。☆E0361和本江戸文久元年（1861）政治外交論写本「毛利候之臣上書」1冊/長井雅楽/航海遠略策か？/長州藩士/古書古文書/手書き。「断層(MRI)写真」によって、古切の書の詳細を知ることができます。伊東武彦『伊東訓点 明治新刻 四書 片伽名附』（全4冊揃＝「学庸 全」＋「論語 全」＋「孟子」上下）明治17年刊 明治時代和本。NASA（アメリカ航空宇宙局）の優れた技術である「断層(MRI)写真」撮影を通して、日本の優れた伝統技術をアメリカ国内において広く知らせているものです。【稀少！江戸期和本 流麗・繊細 絵入】三帖和賛繪抄 五 ※浄土真宗 検親鸞高祖仏教武将武者木版画浮世絵絵本錦絵骨董書籍龍天皇鎌倉歌舞伎。
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
《自是》・・・・日學其技。324菊づくし!彩色着彩 肉筆精写本 ■菊画本■ 全33図 江戸明治時代 粉本下絵 草花 絵入絵本図譜図案 和本浮世絵ukiyoe古書古文書骨董古美術。不復視朝。艶本・艶情二葉の由来、全【艶絵二十図絵入り】吾妻雄鬼子・江戸期。義時有子。新井白石著 箕作秋坪・大槻文彦校『西洋紀聞』（全2冊揃）明治15年白石社/竹中邦香刊 明治時代和本・和装活版本。曰泰時。現地報告・15冊/昭和15年/日華條約の次に来るもの/日米危機に備える/アメリカの参戦近し/第三次近衛内閣と獨ソの死闘/東條内閣とアメリカ。少有器局。古文書 書簡 板谷波山 湯山保寿宛て 封筒付き 陶芸家 人間国宝 茨城県名誉県民 文化勲章受章者 偉人 HAZAN（レターパックライト発送）。
密召賴家狎臣中野能成。江戸期 印章大成 印譜 検索:金石篆刻 印存 書道 封泥 朱印 雅印 遊印 雅号印 石鼓文 金文 篆印 官印私印 将軍印 落款印 花押 支那 唐本漢籍。謂曰。f24011501〇支那選述 冠註天台四教儀集註 上中下三冊揃 元禄８年 芳野屋権兵衛板〇和本古書古文書。蹴鞠無害於事。完品 真下敬之『醒心斎詩集』（全2冊揃）昭和5年跋 漢詩集。獨不畏災異乎。f240502019〇彩色木版画 広重 富士三十六景 相摸七里か濱 神奈川県鎌倉市 アダチ版画研究所 昭和５０年〇和本古書古文書。故將軍逢天變。【古書】整体法の基礎 野口晴哉 全生社。
輒止出遊。軍事・日満露会話/陸軍大尉権藤正一/昭和17年/軍隊の教育及び勤務に必要なる用語を収集し以て日満支露四国軍人の相互の便宜を図らんとす。是後世所當法耳。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 古文書 書状。子親臣也。仙台藩伊達家・知行御割目録 宝暦八年 大町源十郎殿宛 登米郡他四郡 五十貫九百三拾七文 四奉行 重判連名。盍嘗試諷之。関東 鎭臺日誌 第一～第十一 慶應四年六月～七月 和泉屋市兵衛★Wa.03。時北條告飢。古文書 書簡 松本楓湖 茨城県 稲敷市 出身 日本画 歴史資料 (レターパックライト発送）。泰時且往視之。風流と繊細！／[建具雛型・明治9年・版権免許]／唐戸・妻戸・網代戸・二崩etc。
會僧觀清至。1905年 柔術秘傳解 起倒流 巻物 2.2m 検索⇒ 武道 武具 装身具 馬具 兵器 武器 古流 刀剣術 範士 戦陣 甲冑 弓箭 弓道 支那 武士道 殺人剣。曰。片山直人著 中島仰山画『日本竹譜』（全3冊揃）明治19年 片山直人刊/丸家善七他発兌 初版（洋紙本）明治時代和本 植物学書 本草学 竹類図譜。將軍聞能成語。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 書状 古文書。怒曰。筑波征伐元治太平記 水戸天狗党 武田耕雲斎。言非無理。加藤克巳 自筆草稿 2種4枚「山は川は生きている」「西湖湖畔に心は澄みて」真筆保証品 現代短歌 歌人。踰父祖而言。杲宝『玉印鈔』（全5冊揃）承応元年刊 江戸時代和本 南北朝時代の真言宗書 仏教書 仏書。何也。伊藤左千夫自筆書簡及葉書 寒川鼠骨宛 明治三九年一月二日 左千夫の處女作『野菊の墓』が漱石から激賞された喜びを鼠骨に傳えた一通。
公且稱疾歸邑。為永春雅著 一東斎芳綱（歌川芳綱）画『露月奇縁妹背鳥 后編』（全3巻揃・合本全1冊）江戸時代和本 彩色木版画4丁入 浮世絵 錦絵。俟其怒衰。村の少年団 佐々木邦著 昭和8年発行 初版本 古書。可也。岳飛撰『岳忠武王集 全』文久3年 和泉屋金右衛門刊 江戸時代和本 中国南宋の武将・岳飛の漢文集 漢籍唐本和刻本。泰時曰。朝夷巡嶋記 馬琴 江戸時代 古書 絵本 あさいなしまめぐり 東都 レトロ コレクション 希少 昔 歴史 古文書 曲亭馬琴著。吾聊語鄙意於侍臣耳。和装本 講孟剳記 全3冊 吉田松陰 松下村塾蔵版。豈敢諫乎。f24050706〇日用宝鑑 貴女の栞 全２冊 銅版画３枚 色彩木版画１枚 国分操子 大倉書店 明治３３年〇和本古書古文書。
被譴怒。高城與五郎編『万国小地理書』（全2巻揃・合本1冊）明治20年 翠嵐書屋蔵版 明治時代和本 銅版画挿絵入 明治中期の世界地理書。非所避也。名島政方（名島桃源）『晤語』（全2冊揃）文政9年序 双樹園蔵版 江戸時代和本 谷川士清に学んだ伊勢の国学者。吾有事如邑。先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 書状 古文書。旦日將發。『木々高太郎詩集 渋面』昭和42年 金剛出版刊 著者直筆献呈署名入（大佛次郎宛）。子莫以爲避焉。溝口竹亭『新版改正俳諧をだまき大成』（全二巻二冊揃）安永10年版 田中庄兵衛刊 江戸時代和本 俳諧をだまき綱目 俳句 俳諧書 俳書。乃出蓑笠視之。岐阜県図 全９舗（仮題） 製作者等不明。
遂至邑。【金富士】値下げ中 梅原龍三朗二十年史画集 昭和22年 珍品古書。邑人去貸種。『複製本 山陽筆 象墜記 原本:高松宮家蔵品 絹本 別冊付き 審美書院 年代不明 頼翁 真蹟 象墜帖 戦前。約明稔償之。桜井茂衛編『十八史略字引 全』明治9年刊 中国南宋の曾先之「十八史略」語句注釈書 明治時代和本 和装活字本 袖珍本。而不稔也。和本 女孝経教草 全 嘉永6年（1853年）江都書肆 榮久堂。相與謀逃亡。久留春年編『古代芸術拓本稀観』(2冊) 昭和2年 木原文進堂刊 法隆寺 興福寺 中宮寺 薬師寺の仏教美術集 伊東富太郎旧蔵書。
於是泰時召諸負債者。村井中漸『算法童子問』(五巻五冊)天明4年 天王寺屋市郎兵衛刊 江戸時代和本 和算書 算数書 数学書 浮世絵師絵入本。悉燒其券・・・・《曰。夢窓疎石『夢窓国師語録』（全3冊揃）貝葉書院刊 江戸時代和本複製版 鎌倉時代・臨済宗の禅僧の禅語集 禅宗。》
漢文の文責・出品者
注記・漢字が難字（旧字）の場合、システムの関係でエラーとなり画像に反映されない場合があります。仮名挿入 皇朝名臣伝 全5巻揃 明治13年 中澤寛一郎 古書和本古本 江戸期。その場合、空白となりますが落札の際に出力文を交付いたします。遠西武器圖略 市川齋宮恭譯解。「原文の読み下し文」と「現代語訳解読文」は、漢文の文字（難字・旧字）を正確に反映しております。古書 馬相備見手抄本 24×15。
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
是より日に其の技を学びて、復朝を観ず。【極美 入手困難 名筆】淡海女子実務学校創立者 塚本さと子歌集『月の影』（上下巻揃 和綴じ 帙入 正誤表付）東山堂 井上皐玄 筆 昭和5年。義時（よしとき）、子有り、
泰時と曰う。『増補錦嚢智術全書』（全5冊揃）前川文栄堂刊 江戸時代和本 江戸の庶民生活の知恵を集成した家庭百科事典・江戸のハウツー本 絵入本。少くして器局有り、密に頼家(よりいえ) の狎臣
中野能成(なかのよししげ) を召して、謂いて曰く、
「蹴鞠は事に害無し。「報徳論/報徳学内記/報徳手引草/報徳外記（上下巻）」 5冊セット ☆富田高慶 福住正兄 斎藤高行 二宮尊徳 和本 B24y。独災異を畏れざるか。貴重 井伊直弼暗殺 桜田門外の変 その当時の記録書。故将軍は天変に逢う
毎に輙ち出遊を止む。山東京山・柳亭種彦・笠亭仙果・松亭金水訳 歌川国芳画『稗史水滸伝』（全4冊揃）大正6年国書刊行会刊 彩色木版画4枚入 中国の物語。是れ後世の当に法とすべき所。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵保管 小笠原 文化十一甲成 八月 書状 古文書。子は親臣なり。為誰菴由誓(豊島由誓)閲 栢隠新甫(海老原新甫)撰 米佛苣麿校『俳諧五元一覧』安政5年跋刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句。
蓋ぞ嘗試に之を諷せざるか」と。三楠遺規 東沢瀉 明治16年 楠木正成 天皇 陽明学儒教朱子学 尊皇攘夷明治維新 岩国藩山口県岩国市 検） 戦前明治大正古書和書古文書写本NZ。時に北條、飢を告ぐ。近藤圭造編『金穀貸借心得』（全6冊揃）明治7年 汎愛堂刊 明治時代和本 法律書 布告集。泰時、且に往きて之を視んとす。『官社一覧表 完』明治6年 足立氏蔵版 「官社一覧追加」共（明治8年）明治時代和本 神社 神道資料 官幣社 国幣社 太政官。会々僧観 清 至る。師岡廉治『東湖先生正気歌』昭和9年 平野書店刊 伊勢素封家駒田家/駒田義三郎旧蔵書（印記「果育舎」）藤田東湖の漢詩「正気歌」註解書。曰く、
「将軍、能成(よしなり) の語を聞きて、怒りて曰く、
「言、理無きに非ざれども、父祖に踰えて言うは、何ぞや』と。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 毛利 書状 古文書 歴史的逸品。
公且く疾と称して邑に帰り、其の怒の衰うるを侯ちて、可なり」と。鶻91） 干禄字書 天 地 顔元孫公原撰 顔魯公書 柳心堂 古書。
泰時（やすとき）曰く「吾、聊か鄙意を侍臣に語りしのみ。嘯古堂遺稿 信濃／須坂藩士／北村方義著。豈に敢て諌めんや。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 小笠原大膳太夫長時 右近太夫 古文書。
即し譴怒を被るも、避くる所に非ざるなり。西洋聞見録 村田文夫 前編明治2年 後編明治4年 全8冊 世界地理 和本 古文書。吾、事有りて邑に如く。軍事資料★「兵事法令集 壹本 全」明治38年3月 2冊 兵役・服役補充召募・召集・雜之部 編纂 久芳宇三郎。
旦日将に発せんとす。直江徳太郎『春山画譜』(全3冊揃)明治15年近藤清太郎刊 明治時代和本 木版画譜 絵手本。子、以て避くと為す莫れ」と。伯爵 古田正毅書翰 銕道院總裁／原敬宛 大正元年12月11日。乃ち簑笠を出して之を視す。TKa399◆宝庫◆古書 セット 明治 歴史資料 旧家蔵出し。
遂に邑に至る。石川県史・2冊/石川県/昭和2年/上古より前田利家の金沢入場まで・利家の子孫歴世承け明治4年7月金沢大聖寺二藩知事の廃官に至るまで。邑人、去歳、粁種を貸り、明稔もて之を償はんと約す。長谷川伸旧蔵書 兵林館編 大竹政直画『忠勇録 全』明治28年 柴田源三郎刊 浮世絵師/陸軍参謀本部地図課の大竹政直挿絵。
而して稔らず。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵保管 馬書 古文書。相与に逃亡せんと謀る。☆E0101和本明治摺り国学「標註職原抄校本」6冊揃/近藤芳樹/古書古文書/木版摺り。是に於て、泰時、諸々の負債者を召して、
悉く其の券を焼きて・・・・《曰く、「父老之を安んぜよ》
漢文の読み下し文の文責・出品者
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
《鎌倉2代将軍・源頼家、政事を疎かにする》
《後鳥羽上皇に請い、行景を手に入れた。清斉主人『書画必携名家全書』（全7冊揃）文久2年序 河内屋茂兵衛他 明治時代和本 書家・日本画家・南画家らの落款印章・花押一覧。》・・・・・・これ以降、頼家は、
毎日蹴鞠の技を学び、再び政事をおろそかにした。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵保管 富家 古文書。義時には、泰時と言う息子が居た。井上新七『当世茶之湯独漕』（2冊＝巻二＋巻四）江戸時代和本 茶道 茶の湯。
年若くして器量が有った。（中国・宋）黄堅編『古文真宝 前後集』（全5巻2冊揃）明治3年 勝村屋治右衛門刊 江戸時代和本 中国古典 漢文集。泰時は、密かに頼家の狎臣中野能成（よしなり）を呼んで言った、
「蹴鞠には害は無い。長野県官民肖像録 明治41年発行。だが、天の災いが続いているのを畏れないのか。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 弓法 古文書。
前将軍（頼朝）は、天変地異に遭う毎に、その都度外遊を止めた。百人一首★天保六年乙未秋再版★東壁堂★永楽屋東四郎板(498)。
これは、正しく後世の者が手本とすべき所である。岡白駒(岡田白駒)輯『春秋左氏伝ケイ』（全10巻5冊揃）柳原喜兵衛刊 江戸時代和本明治刷。子は、将軍と親密な家臣であるが、
何故それとなくお諫めしないのか」と。先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 古絵図 宝永六巳 本源院殿 古文書。
この時、領地の北条から飢饉の報告が来た。林羅山（林道春）『神社考詳節』正保4年 安田十兵衛開板（京都寺町誓願寺前）江戸時代和本 伊勢神宮 神道資料。泰時は、その様子を視に行こうとしていた。東麓破衲序『下学集』（全2巻1冊揃）寛永12年刊 江戸時代和本 室町時代中期に成立した国語辞書。
そこへ偶々、観清と言う僧が来て、泰時に言った、
「将軍は、能成から公の言葉を聞いて、怒ってこう言いました、
『泰時の言うことはもっともでは有るが、父と祖父を差し置いてそのようなことを
言うとは何事だ』と。弘道館記述義 古本。公は、暫くは病と言い立てて領地に帰り、
将軍の怒りが収まるのを待つのが良いでしょう」と。昭15「子爵由利公正」由利正通編 岩波書店 箱・元カバー付き。
泰時は言った、「唯自分の意見を将軍の近臣に話しただけだ。f20080501〇万治絵入本 伊曽保物語 全３冊揃 稀書複製会 大正１４年 刊記万治２(1659年) イソップ物語〇和本古書古文書。
これが如何して諫めたことになるのか。山中峯太郎『日本振天記 並進の巻』昭和11年 警醒社刊 函付初版本 日露戦争を題材とした歴史小説。もしお咎めを受けることになっても、
避けるようなことはしない。和解図式 算法天元指南 全9巻全5冊揃 YAH163。吾は、大事な用が有って領地へ行くことになっていて、
明朝、出発する心つもりであった。明治大学政治経済学部 1964(昭和39)年 卒業アルバム。子は、これをお咎めを避ける為だと思わないでくれ」と。「むねわり」山田清作編輯 米山堂 1932.4 稀書複製會, 第7期第18回。
そこで、蓑笠（みのがさ）を出して観清に見せた。『官幣大社 鹿島神宮宝物図鑑』明治14年 鹿島神宮刊 茨城県鹿嶋市の神社「鹿島神宮」所蔵名宝集 太刀 懸鏡 古鏡 狛犬など 神道資料。遂に領地に着いた。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 矢論 古文書。
村人は、去年も作物の稔（みのり）が悪く、種籾（たねもみ）代を北条氏から借りていて、
翌年の収穫でそれを支払う約束をしていた。小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）著 佐藤春夫訳『尖塔登攀記』限定1000部 昭和9年 白水社刊 函付初版本（元パラ付・アンカット未読品）。ところが、今年も稔（みのり）が悪かった。【豪華本 激レア 初版】『廣重』内田實(著) 岩波書店 昭和5年 彩色刷木版画(数ページ) 歌川広重 内田実 東海道五十三次 浮世絵。
村人は、一緒に村から逃げる相談をしていた。★H539和本幕末期武士の記録「雑記」1冊/西洋の兵法/火薬の調合/大砲/鉄砲/英語/西洋科学/古書古文書/手書き/美濃◯藩。
そこで、泰時は、諸々の負債者を呼び集めて、借金の証文を悉く焼き棄てて・・・・《言った》
現代語訳の出典・「日本外史」
訳・頼惟勤・お茶の水女子大学名誉教授（1922～）
（断層画像MRI－4－6－B）
「細香・湘夢」の２つの印は、江馬細香の落款。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵保管 小笠原 出雲 神田橋 書状 古文書。
「序文の記載年号、落款、花押、及び隷書体の資料」
写真右から隷書体の「曹全碑」写真。『庭訓往来註』（全2巻2冊揃）江戸時代和本。右から２番目は、序文末尾の拡大写真。皇后陛下行啓記念誌/大正11年/埼玉県/皇后陛下瓊駕を官幣大社氷川神社(埼玉県さいたま市大宮区）に駐めさせ給ふ/大宮町略図/玉駕奉迎の光景。日付左の印は、大垣藩医・江馬蘭斎の娘、江馬細香の号である「湘夢」の落款。禿氏祐祥編『江戸時代初期 絵入本百種』（全2冊揃）限定270部 昭和2年刊 古典籍図録 仮名草子・古浄瑠璃本・唐本漢籍和刻本。右から3番目は、序文末尾に記された「文政十年（1827） 5月21日」の日付。【書誌書目シリーズ37 近代読書論名著選集】全14巻 セット ゆまに書房 出口一雄 近代「読書論」名著選集 第二期全7巻は函付//。その左が「湘夢」の落款。大黒天の研究。右から4番目が巻十六末尾下の「細香」の自筆署名と「湘夢」の落款。0031717 康熙字典 全41冊揃 風月荘左衛門他・板 安永9年 箱付。左端は、江馬細香・自筆の評価額・出典・「美術年鑑」古美術名家撰851頁（美術年鑑社・刊）
上の写真は額縁裏面のラベル
下の写真右端は巻四冒頭の部分
下の写真左のうち上段は緒方洪庵の号「適々齋」
下の写真左のうち下段は仙台藩の家紋竹に雀の落款
上の写真は、江馬細香の肖像。3-#南部中尉名誉記念書書帖 木村仁太郎 1910年 明治43年 5月 8日 和本 和つづり 破れ・シミよごれ有 陸軍 伯爵 大日本帝國 日露戦争 勲績。手前が細香、右上が紅蘭（原図は江馬家所蔵）
下の写真は、江馬細香の自筆の詩稿、三十九歳の時の漢文。遊戯主人纂輯『訳解笑林広記』(全4冊揃)文政12年刊 渡辺霞亭旧蔵書 中国清代の笑い噺集 江戸時代和本 譯解笑林廣記 中国文学 漢文。校正個所は頼山陽
「日本外史」は本来、二十二巻から構成される冊子本であるが、出品した自筆の体裁は、一巻から七巻までを長尺の一巻の「巻物」として、合計三巻の「巻物」となっている。m327◆裁断要事録◆写本◆江戸 寛政 関所改方 入鉄砲出女 手負 囚人 死骸 首 道中奉行 扶持 川越 街道 往来@和本/古文書/古書。そして、本来冒頭にあるはずの「序文」が末尾に表装されている。絵図 （城郭図） 福岡県 筑後國 久留米城 歴史資料 帳仕立て（レターパックライト発送）。序文に記載されている日付は、文政十年（1827）五月二十一日である。池田東籬亭編 中村有楽斎画『天保刻成京都順覧記』（2冊セット）江戸時代和本 幕末期の京都ガイドブック。このため、本自筆は松平定信へ献上する前の完成していない「書きかけ」途中の「日本外史」であることがわかる。★輸送用外箱付き 帙付き 和綴本 大型本 『 景岳橋本左内遺墨帖 』 景岳会/編 史籍出版。
この自筆は、大垣藩の藩医・江馬蘭斎の娘で頼山陽の弟子・江馬細香の旧所蔵「日本外史」を頼山陽と親交があり、また尊敬をしていた仙台藩の大槻磐渓が譲り受けた「隷書体」の貴重な自筆です。f240502010〇彩色木版画 広重 富士三十六景 東都目黒夕日か岡 東京都目黒区目黒 アダチ版画研究所 昭和５０年〇和本古書古文書。（所蔵経緯の詳細は下記説明欄に記載）。俳諧／史跡／「近畿俳蹟行脚集 上・中」／田中居庸著／昭和8・9年／御津之華社発行／2冊。出品して「日本外史」自筆は、隷書体による「日本外史」として初めてのものであり、貴重な隷書体の書として身近なものとして鑑賞することができます。改正 衆方規矩備考大成 全十巻 千村真之（千村拙庵 ）著。
出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。小色紙 与謝野晶子。落札後には、見やすいようにA4サイズの「光沢紙」に転写し交付いたします。古文書 古書 立原翠軒「吉利支丹法服諸器物目録」 昭和3年 珍書大観 吉利支丹叢書 歴史資料 彰考館 水戸藩 （レターパックライト発送）。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。新版・満洲名勝風俗写真帖/大正3年/歩兵第五十八連隊兵営全景/遼陽領事館/柳樹屯の奇勝/大連全市の瞰望/海城公園/海賊の斬首/子供の売買。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。武田鶯塘著 巌谷小波題句 岡野栄木版画『鶯塘集』昭和10年 南柯吟社出版部刊 俳句集。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。【金富士】値下げ中 貴重資料『宋瓷名品図録』南宋官窯 解説冊子付 大型本 学習研究社 箱入 検/学研中国古書陶磁古書和書。撮影後、展示のために再表装をしております。サナエ748 江戸期 古文書 明和九年略年代記 江戸大火の報告書 ９ページ 墨筆 肉筆 本物保証 越前府中蔵うぶだし。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、隷書体による自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 小笠原 古文書 書状。
１・自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。御物粘葉本 和漢朗詠集 上下釈文 帙入。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 小笠原 古文書 書状 歴史的逸品。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。『外務省蔵版 日本独逸條約書 全』明治2年刊 明治時代和本 日本-ドイツ外交史料。
頼山陽(1780～1832)は、文化11年（1814）35歳のおり、京都の医者であった小石元瑞（1784～1849）の養女・梨影（りえ）を妻に迎えている。★★蒔絵箱入り 小倉百人一首 百人の和歌 飛鳥時代～鎌倉時代の歌人★★。頼山陽は、小石元瑞の患者でもあった。f240502030〇彩色木版画 広重 富士三十六景 甲斐御坂越 山梨県富士河口湖町 アダチ版画研究所 昭和５０年〇和本古書古文書。小石元瑞は、仙台藩の侍医・大槻玄沢(1757～1829)に師事していた関係で、玄沢の次男・大槻磐渓(1801～1878)とも親しくしている。室鳩巣著 国枝松宇補『重訂赤穂義人録補正』（全2冊揃）明治5年静観堂伊六 明治時代和本 赤穂事件 赤穂義士 赤穂浪士 忠臣蔵資料。二人の交流は、頼山陽及び大槻磐渓両人の日記や著書に記されている。『読切講釈伊賀越乗掛合羽』安永6年鱗形屋孫兵衛他刊 江戸時代和本 浄瑠璃正本（丸本）七行本。頼山陽の文政10年（1827）3月27日の日記（頼山陽46歳）には、「雨、大槻磐渓来訪」と記され、翌3月28日の日記には、頼山陽、大槻磐渓、小石元瑞ら18名で「夜桜」見物をしていることが記されている。丹頂齋一聲撰點印入俳諧巻 文化文政頃刋寫。
磐渓は、頼山陽と「夜桜見物」にでかけた時のことを次のようにその日記に記している。【模写】 西郷隆盛 三雲屋満木宛書状 文中に都城とあり 封筒付 吉之助 西南戦争。
「二十八日、新晴、二賴（山陽と杏坪）及び諸氏に陪して平野に遊ぶ。新聞「日本心霊」昭和六年八月十日 第四百七十九号 日本心霊社／オカルト 心霊現象 超常現象【24-0222-4】。・・・晩桜乱発、落片雪の如く繽紛地に敷く。源氏の君・東の院に住む空蝉（うつせみ）の君としみじみと語り合う「源氏物語」初音の巻の原本・大炊御門宗氏・自筆・12B。乃ち榻を花下に移し、張飲一場、頽然、皆酔ふ。『曽我物語』（全12巻12冊揃）貞享4年 松會新板 江戸時代和本 絵入本 鎌倉時代の軍記物語 曾我物語。日暮に及び、花下の茶肆、各々数十の毬燈を以て之を枝に掛く。＠1929年 王陽明傳習録 掃葉山房 漢文 古籍 検索: 唐本 漢籍 支那 玉扣 善本 線装 木版刷 木刻本 筒子頁 殿本 套印 宣紙 白棉紙 清朝 内府。遠近映発して煌々昼の如し。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 夫弓者表天地 古文書。」上記の通り、「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されていることから、頼山陽と会った日に「日本外史」自筆を受け取っていることがわかる。舎利講式 鎌倉時代写 紙本墨書 約29.5×560cm 1巻 仏教 真言 古文書。これは、大槻磐渓の個人的な依頼によるものではなく、仙台藩への献上品として前もって依頼し、この日に受け取っていることがわかる。畊香館画謄・紅之部・雪之部・2冊/瀧和亭・大岡雲峰と鉄翁祖門に学ぶ・花鳥画を得意とし宮内省と外務省の絵画御用を務め帝室技芸員となった。金銭の授受は明記されていない。昭和12年 法隆寺の建築 1937年 図版 写真 検索:聖徳宗 総本山 五重塔 大宝蔵院 釈迦如来 木造建築群 伽藍 金堂 中門 白黒 壁画 絹本絵 佛像。また、頼山陽が仙台藩への献上について記していないのは、前老中の松平定信への献上が約束されており、山陽の自筆文を松平定信の前に仙台藩に献上することに遠慮があったものと推定されている。絵図面古文書●宝永２年(1705) 城郭図 縄張り 240504。
大槻磐渓は、持ち帰った「日本外史」を藩に献上する前に隷書体「日本外史」を元に格調高い文体で「日本外史」を写している。『頭書絵入 小野篁歌字尽』森屋治兵衛刊 江戸時代和本 往来物。磐渓は、「日本外史」を手書きによって書き写したのは、尊敬する頼山陽の業績を自らの手で確認したいとの思惑があったのではないかと考えられる。仏教語大辞典 上下+別館・索引 ３冊 中村元 著 出版社 東京書籍株式会社 昭和五十年第一版発行 古書 古文書 和書 古本 骨董 古美術。
２・「緒方洪庵の旧所蔵」
自筆の一部には緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款（印譜）がある。■『滑稽發句屋奈幾樽/川柳猫鯰』時雨庵蛙水編纂。舊邦堂陳人校正。伊澤駒吉編輯發行。明治22年大阪南區長堀橋筋・前野茂久次初刷。。一部の自筆が緒方洪庵の手許に渡っていることがわかる。【貴重 入手困難 激ヤバ 激レア 謎めいた逸品 年代不明】『雲上道真公』（天神様）本体サイズ：縦約154cm、横約40cm 桐箱入り 軸。緒方洪庵は、大槻玄沢の弟子であることは広く知られている。『雄躍すべき大正乙卯の米界』藤井商店米穀部編纂 大正四年(1915) 第一次世界大戦 米騒動 藤井忠兵衛商店【24-0412-8】。緒方洪庵自身も一部を所蔵し、大切に読みこなしていたことをうかがい知ることができる。竹須喜久止編 徳富蘇峰直筆揮毫『洗足池帖 徳富蘇峰詩碑実拓帖』昭和12年頃成立か 勝海舟/西郷隆盛顕彰碑の実物拓本帖。緒方洪庵は、大阪大学の前身・適塾を創設。稀少 1850年 嘉永3年 堀川唄 真實録 木版画 浮世絵 山姥 鬼婆 鬼女 妖怪 化物 怪奇 大鷹 侍 刀 着物 和本 草双紙 古書 古文書 約100ページ。洪庵は文化７年（1810）7月14日生～文久3年（1863）6月10日没。美濃派以哉派 田中尊雅 白々亭写本 三冊 田中尊雅。
「日本外史」の外国語訳版では、「NIKHON GAISI」V.M.Mendrin,1915,Vradivostok.があります。6 古文書 模写 写し 写本 千葉県令 申上書 市町村 沿革 明治維新 肉筆 浪岡村 滑川村 中郷村。外国での展示に際し、上記「NIKHON GAISI」の表記ではなく、日本の国外における表記に準じ、「NIＨON GAISHI」と表記。最短即日発送 激レア 初版 1902年 小泉八雲 ラフカディオ・ハーン『骨董』 KOTTO 洋書 古書 GENJIRO YETO アンティーク 現品限り 英語版。アーネスト・サトウは、明治5、6年頃「The Japan Mail」に「日本外史」の英訳を載せている。【和本】三刻 春秋左氏傳校本 全30巻・15冊 著者： 尾張秦鼎校本・他 明治4年 出版社：山内屋五郎助・他★ko2.01。そのノートは、ケンブリッジ大学アストン文庫に残っている。曲亭馬琴著 歌川豊広画『朝夷巡嶋記 第四編』（3冊）文政4年 河内屋太助他刊 江戸時代和本 読本 朝夷巡島記全伝。
出品した「日本外史」の書は、小さな断片です。徳礼賢『中国天主教伝教史』中華民国23年 商務印書館刊（中国・上海）イエズス会宣教師資料 キリスト教 カトリック。このような断片を「古切」という。国民いろは字引 全◆加藤侔之、浜本明昇堂、明治23年/c990。頼山陽の自筆原本の多くは、頼家のある広島市が昭和20年の原爆投下によってその大半が焼失したため、爾来、出品者宅においても厳重に保管されていた。佐久間修理啓上書（仮題） 大垣藩士／長原武自筆寫本 大垣藩士／山本多右衛門舊藏本。「日本外史」は、元来、大槻磐渓の書として冊子や巻子（かんす）で伝えられたものが、鑑賞用として「茶人」の好みにより「掛軸」、或いは屏風に仕立てられ茶道具として用いられた。☆2896和本明治13年（1880）序合巻「霜夜鐘十時辻筮」2編上中下3冊/大蘇芳年/武田交来/絵入古書古文書/木版摺り/浮世絵。なお、自筆を断片化することを「古切」という。U0Dω 和書 小説 尾花集 五重塔 幸田露伴 青木嵩山堂 明治36年 発行 古書 読み物。
国内における所蔵先等
出品作品と同じ「日本外史」の写本は、国立国会図書館（村瀬秋水・写）、東京大学、京都大学、大阪府（１冊のみ）など8箇所に現存。戦後の満州四星霜/梅震/昭和33年/長春・哈爾濱・長春から瀋陽まで・大連・舞鶴-東京/日本銀行旧友会誌「日の友」に連載したものに補筆。「国書総目録」第６巻379頁（岩波書店・刊）出品作品は、所蔵経緯、来歴が明確であるため極めて希少価値が高い。写図『応永二十四年難波七浦図 全』宝暦5年写 応永24年に描かれた大坂近辺の港湾図 江戸時代古地図 和本。ただし、いずれも「真書体」「楷書体」で、「隷書体」の「日本外史」自筆は、本出品の自筆は日本国内でただ１部現存するのみ。f240502031〇彩色木版画 広重 富士三十六景 甲斐大月の原 山梨県大月市 アダチ版画研究所 昭和５０年〇和本古書古文書。
自筆は昭和39年以来アメリカの大学で分析され以後アメリカ国内で展示が継続されていた。国寳 近衛和漢朗詠集 137/500 昭和48年11月1 発行 定価220000。一部が日本に戻り後の大半はまだアメリカで展示されております。源信『阿弥陀経略記』承応3年 秋田屋平左衛門刊 江戸時代和本 天台宗 仏教書 仏書。自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、自筆署名の花押、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。楳窓布席著 素封編『耳さらひ集』天保2年一具庵蔵版/金花堂須原屋佐助 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句 耳さらへ集。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。松井輝星(松井羅洲）『它山石初編』（全四巻四冊揃）弘化2年 銭屋惣四郎他刊 江戸時代和本 易学者による随筆集。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。廓東近丸撰『噺の尻馬』（全5冊揃）文政6年河内屋儀助他刊 百溪禄郎太旧蔵書（印記「百溪蔵書」）江戸時代和本 噺本 落語 妖怪図入。
蘭斎は、江戸での学業を途中で打切り大垣藩の藩医となる。送料無料!? 戦前 主婦之友6月号付録 島田啓三 新案カハリ絵 コロコロ探検隊 昭和24年あたり 当時物 昭和レトロ。大垣藩で蘭医として名声の上がっている江馬蘭斎の許を頼山陽が訪れ蘭斎の娘・江馬細香に求婚するが父・蘭斎が断る。前橋藩藩士屋敷割図。若い頼山陽の貧しさを父・蘭斎が嫌ったことが原因である。上田公長『公長略画』(全2冊揃)文久3年伊丹屋善兵衛刊 彩色木版画譜 江戸時代和本 絵手本。しかし、細香は頭脳明晰で漢文や詩文をこよなく愛し、その後頼山陽に弟子入りしている。『小倉百人一首 全』明治18年 東浦英二郎刊（山梨県甲府）明治時代和本。
頼山陽は、早い時期から「日本外史」を書き始め、文化2年（1805）年3月20日の「大槻子縄（仙台藩学頭）に与ふる書」の中で「日本外史」を起草していることを示している。新聞「日本心霊」昭和五年十月廿日 第四百五十号 日本心霊社／オカルト 心霊現象 超常現象【24-0222-2】。「日本外史」は「文政十年（1827）五月二十一日付」で白河藩主・松平定信に献上したものだが、献上以前に並行して仙台藩からも求められ頼山陽が弟子の江馬細香に写させていたと推定されている。B348・シンガポール中心に同胞活躍「南洋の50年」 1990年コピー版。
白河藩主・松平定信の献上の二ケ月前に大槻磐渓に渡されたのは、大槻磐渓の父・玄沢が病床にあったことが関係しているという説、及び白河藩より仙台藩の方が大藩であったことと、頼山陽が仙台藩から援助を受けていたことも関係しているとの説もある。f240502029〇彩色木版画 広重 富士三十六景 信濃塩尻峠 長野県岡谷市・塩尻市 アダチ版画研究所 昭和５０年〇和本古書古文書。また、大槻磐渓は、文政十年（1827）より以前に序文のない下書の「日本外史」を入手し「楷書体」による写しを進め、後年、前記の通り、磐渓の父の弟子である緒方洪庵に渡っていることがわかっている。佐藤鶴城（佐藤民之助）『とし玉』河内屋喜兵衛他刊 水戸藩に仕えた和方の医師 江戸時代和本 医学書 医書 東洋医学 健康法 長寿法。
２・「江馬細香の自筆とアメリカの基準について」
①・自筆は「女文字」であり、同時に上記、細香自筆の草書体の花押、落款、及び来歴から日本国内的では「江馬細香・自筆」とされていた。古文書 太政官日誌 明治紀元戌辰年 第百二～百十 9巻まとめて。しかし、アメリカでの展示に際しては、科学的な筆跡全体の照合が条件として追加される。【貴重 豪華版 本体表紙極美】『平安紋鑑』昭和11年（初版 7月5日3版）和綴 京都染物同業組合紋上絵部 家紋、源氏香、花押、他多数掲載。日本的な鑑定人による視覚による主観的な分析ではなく、科学的な解析手法である「ドーバート基準」による筆跡の分析、すなわち、江馬細香の「隷書体」自筆との照合であるが、細香は「湘夢遺稿」など多くの自筆文を残しているがいずれも「行書体」「草書体」で「隷書体」の自筆文は現存していない。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 小笠原 松平 書状 古文書 歴史的逸品。このため、細香の他の隷書体の文字との照合ができないため、海外展示に際し、「江馬細香・旧所蔵」とし、「Ema Saikou・Autograph（江馬細香・自筆）」とはしていなかった。青木永澄編『新刻仁風一覧 上巻』享保17年序刊 江戸時代和本 天災（享保の大飢饉）の寄附者一覧名簿 災害支援史。（2015年1月迄）
その後のコンピュータ分析の精度向上の結果、江馬細香の「草書体」の文字と「隷書体」の文字情報を高速度で分析した結果、自筆は「江馬細香・自筆」であると解析された（分析法は下記②の欄）。川尻宝岑序 一糸画『寛政秘録夢物語』明治18年 村杉吉作刊/永昌堂発兌 明治時代和本 浮世絵 錦絵。この結果、「江馬細香・自筆」と説明欄に追記した。0026716 前々太平記 全20冊(21巻)揃 平住専安 毛利田庄太郎 正徳5年 伊予吉田藩 御殿医。
②・自筆の筆者の識別方法について
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。辻聴花 1912年 京劇脚本 蘭花記 脚本 聽花散人著 梨淡菊幽深處 蔵版 辻武雄 非売品 古書 支那 中国 満州 大陸 戦前 風俗 文化。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。御江戸町名 文久三年補刻。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。三村竹清旧蔵書 松平定信編『集古十種』（2冊セット＝「扁額之部」＋「七祖賛之部 文房之部」）明治37年 郁文舎刊。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。和泉草 巻八 巻九 茶道 古文書 古書 和書。
③・筆跡について
欧米では、筆跡の細部を検証するには人間の目ではなく、指紋の照合と同様アメリカではコンピューターが利用されております。田川鳳朗編『続砺浪山集 続有磯海集』（全2冊揃）天保11年後跋刊 江戸時代和本 俳諧書 連歌 俳句 俳書 富山県郷土資料 松尾芭蕉関連書。資料として断層画像写真を出品欄に掲示しております。新聞「日本心霊」昭和六年二月十日 第四百六十一号 日本心霊社／オカルト 心霊現象 超常現象【24-0222-3】。落札後の額縁裏面には説明文として、「Nihon Gaishi・1827 Ema Saikou・Autograph」との表記されております。古文書 金剛童子法 仏教 密教 江戸時代 検）仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然神道 不動明王 古書和書古本写本 NR。
上記英文の日本語訳は、「日本外史・1827 江馬細香・自筆」
出品に際しては、アメリカの基準に準拠し説明欄に記載している。江戸時代 貞亭二年 伊藤次郎兵衛刊行 慈海宋順 「聖無動尊大威怒王秘密陀羅尼経 金剛手菩薩説」お経 経本 古文書。
徳川将軍家の正室は京都の公卿筋から選ぶべきだとの意見があり、その反対論を一蹴したのが「日本外史」であった。平戸松浦家編『梅沢荘賀寿詞集』昭和8年刊 献呈箋付（伯爵松浦厚）漢詩集 和本 和装活字本。安政元年の春、薩摩藩江戸屋敷に水戸斉昭、山内豊信、伊達宗盛、松平春嶽などの幕府老中たちが薩摩藩主・島津斉彬を囲み「花見の宴」を開いていた。さなえ956 江戸期 越前松平藩主 松平春嶽公直筆 御添削文 碧水拝 漢詩11首 本物保証 古文書 越前府中旧家蔵うぶ出し。宴の目的は島津斉彬の娘・篤姫が将軍の正室にふさわしいかどうかを老中たちが見定めるためである。■『拍手喝采滑稽獨演説』痩々亭骨皮道人演説・和良井鋤太筆記。■明治20年東京共隆社發兌版の完璧精緻寫本。■墨蹟は小野道風も吃驚！。。老中たちへの挨拶に訪れた篤姫に対し、水戸斉昭が篤姫の愛読書「日本外史」について質問する。f23122905〇佳人之奇遇 １～１０巻 １０冊 東海散士 柴四郎 博文堂 明治２４年 会津の遺臣である東海散士佳人之奇遇〇和本古書古文書。篤姫は正確に受け答えをし、老中たちは篤姫のその読書量と理解の明晰さに感動したという。水島卜也（水島之成）『草露伝』（全20巻4冊揃）元禄9年序（伊藤甚右衛門/伊藤幸氏）江戸時代和本（写本）有職故実書 武家故実書。老中諸侯の反対論が一蹴されたことはいうまでもない。★Z60和本明治27年（1894）古地図「新潟県中頸城郡根越村大字曽根田地図」1冊（21図）/上越市/古書古文書/手書き。「日本外史」をきっかけにその場にいた老中たち全員が正室入輿の推進者となったと言われている。完品 関野準一郎 木版画4枚入『絵入小説 天目山荘』限定160部 昭和30年 私家版。
水戸斉昭や伊達宗盛はこの時の様子を日記に記し、また篤姫の正室入りに最も強く反対していた福井藩主・松平春嶽は「斉彬公行状記」の中でこの時の篤姫の様子を「聡明にして温和、人との応接も機智に富み、学問（日本外史）深し。47178★庖廚備用倭名本草 1～13巻 江戸 古典 中古 経年保管品。かくなる姫を御台所（正室）に迎えるは徳川家にとっても幸福というべきなり」と記している。N23021111○熊谷県布達明治8年○本県利根郡湯檜曾村より新潟県魚沼郡清水村迄 清水越の開鑿落成 三国嶺通に比し里程短縮 熊谷県権令梶取素。その後、日本国内で「日本外史」を理解する篤学の女性として「東の篤姫、西の細香」とまで言われた。邪宗門 北原白秋 日焼け強/HCZG。後年、江馬細香の漢詩が掛軸となり茶の道具として用いられるようになるのは、こうした歴史的背景がある。平城明徳序『元明花鳥画典』(全2冊揃)1883年 青木嵩山堂刊 明治時代和本 木版画 元明華鳥画典 中国絵画 中国美術 中国古画。
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。卜部氏訳『通辯独学並五大洲地名箋』明治6年 宝玉堂蔵・河内屋真七他刊 明治時代和本 明治初期の外国地名書 地理書 地誌。